寒の犀川殖産
4月24日の犀川殖産釣行になります。
朝は寝坊して6時に家を出て7時すぎに釣り場に到着。
この日の朝の気温は3度で相変わらず長野は寒いです。日中も気温があまり上がらず北寄りの風が吹いていていたので体感ではかなりの寒さでした。
そんな中、最初は前回釣れた場所からエントリーしました。
先行者と交代する形で入ったのでどうかなと思いましたがシュマリ95Fで探ってると乗らないバイトが二回あったのでトリコロールGTにサイズを下げて一投目でドンとサカナがヒット。
あまり大きくなさそうだったので強引に寄せてキャッチ。レインボーだ。
その後、少しずつ釣り下りトリコロールGTを投げ倒しましたが乗らないアタリが一回あっただけなので暖を取るために一旦車に戻り何箇所かランガンします。
別のポイントでピンポイントで探っていきますが一度アタリがあったのみ。寒さでやる気がなくなってしまったので帰路につきました。
本流ではシンキングミノーが標準ですが、自分は最近フローティングで釣果が出ています。フローティングミノーは弱い水流でもしっかり泳ぎ続けてくれることと、よほど無謀な攻め方をしない限り根掛かりせず釣りのリズムが崩れないのがよいと思います。ここ二回の釣行ではルアーのロストはありませんでした。
しかし大鱒は水深のある大場所のボトムに潜んでいると思われるのでヘビーシンキングミノーも使いこなせるように練習しなければなりません。
トラウトに口を使わせるにはルアーがしっかりと泳ぎ続ける必要があり、その為のロッド選びもかなり重要だと感じてきました。
ただ、本流のビッグトラウトを狙うようなロッドは実際に触る機会も無くインプレもほとんど無い。また、メーカーの発信もあまり参考にならない為、候補を絞ってはいるものの購入に踏み切れないというのが現状です。
犀川殖産のアングラーが実際どんなタックルを使っているのか、とても興味がありますね。
次回の釣行は少し間が空きそうですが、今度はブラウンが釣れたらいいなと思っています。あとはポイント開拓ですね。
頑張っていきましょう。
始まりの犀川釣行
前日から水位や濁りをライブカメラで確認し、どうやら釣りになりそうだな思い出撃。
その日の最高気温は28度との予報で午後の暑さを警戒し早朝から釣りを開始した。
まずは前回アタりがあったポイントに向かうも、すでに人が入っていたので仕方なくまだ行ったことのない平ダムの下流にエントリーし釣り開始。水位はプラス30cmくらいで笹濁り、条件は良さそうだかしばらく探っても反応がない。
反応が無いのは慣れているので、30分くらい様子を見て朝入れなかったポイントに再度向かうことにした。
運良く自分がやりたいポイントの上流側が空いていたので前回バイトがあった流芯の脇の緩やか筋をシュマリ95Fでゆっくりゆっくり探っていく。
ルアーを流しターンさせ狙った箇所を巻かずに泳がせ続けるとモゾモゾっとした当たりがあり即座に合わせを入れる。
サイズはそんなに無いが逆引きしていたので流れを受けてそれなりに引きがある。フックアウトにビビりながら上流側まで寄せて流れに乗せてネットインすることができた。レインボーだ。
写真を撮りリリースした後、5メートル程くだり同じ筋を今度はシュマリMR88Fで少しレンジを下げて探っていると間もなくバイトが。
最初の走りを耐えてる途中、ジャンプ一発でバラし。ドラグをもう少しゆるくして走らせてればよかったか、、がっかりだが立て続けのヒットに気持ちは昂ぶっていた。
その後、同じ箇所をルアーチェンジしながら探るも反応がなくなってしまった。
お昼は大岡特産センターで蕎麦を食べた。信州新町のそば信の方が有名だが、わたしは大岡特産センターのそばが食べやすくて好きだ。
昼後はポイントを3箇所くらいランガン。気になっていた更科橋のポイントも行ってみたが冬の場所のような感じがした。午後の日差しが強烈で暑さで集中力が無くなったところでPEがガイドに挟まりたか切れしたところでその日の釣りを終えることにした。
この日は3月から犀川に通いだしてやっと魚を手にすることができた。嬉しさも当然あるが、それよりも安堵感の方が強かった。
正直、この日釣ったピンポイント以外で自信をもってルアーを投げれる場所が自分にはまだ無い。
これから他の場所でもサカナをヒットさせ実践を蓄積していくしか無いのだが、道のりは長く険しいと感じる。
ただ、多くの遠征者に会うたびに自分は恵まれた環境にいると感じているので大鱒を求めてこれからも釣行と研究を重ねていきたい。
山菜の女王
本日は釣りではなく山菜採りに近くの山へ向かいました。目的はコシアブラですがここ数日冷え込んでいたのでどうかなと山道を歩きます。
数百メートル登ったところでコシアブラの木が見え始めますがもう2〜3日といったところでしょうか。
せっかく来たのでもう少し登って日当たりの良い斜面を見ると木が群生しておりいい具合に芽吹いていました。
必要な分だけ採って下山し夕食では天ぷらにして春の味覚を味わいました。
さて、明日は休みを取ったので犀川殖産に繰り出そうと思っています。お昼頃に確認したところ、先日の雨で水位はプラス30cmほど、ライブカメラの映像では茶色の濁りが入ってますが落ち着くでしょうか。
まあ、川の状況が悪かったらポイント探しに時間を割こうと思います。
果たして。。
敗北の犀川殖産
4月11日の犀川殖産釣行です。
ちなみに漁協エリアは釣り券を持っていないのと移動時間がかかることもあり選択から外しています。
殖産一本勝負となります。
その日の水位はプラス15cm、水の色もよく期待が持てる。
今回は15時まで時間があったので朝4時に家を出て早朝から釣りをすることに。
朝早く出ると道が空いているのでよいのだが殖産に向かう途中、ナビの設定を間違えてなかなかの峠を走らされ思ったより時間がかかってしまった。
昼間の気温は25度まであがるとのことですが長野の朝はまだまだ寒く震えながら釣りを開始します。
最初に入ったのはさざなみから少し車で下ったポイント。
スプーンで何投か探っていたらまさかの高切れ。スプーンは回収の時PEがガイドに絡まることがありその為か。
寒さのせいかリズムが良くない。
気温が上がってからが勝負だと思い午前中はポイントのチェックも兼ねて移動を繰り返す。
わたしの場合、平日釣行が多いのだがルアーマンは各ポイントに1人居るか居ないか、餌釣り師は有名ポイントの緩い流れに1人は居る感じだ。フライの人は解禁に伴って渓流へ向かっているのか、4月はあまり見ていない。
午後は有名ポイントが空いていたので上流まで歩き釣り下る。
トリコロール流芯をクロスに投げ底を漂わせるように目的の場所までドリフトさせターンさせていると「ゴンッ!」という明確なバイトが。しかし針掛かりせず。
根掛かり対策としてシングルフックにしていたのが仇となったか。
すかさず同じ流れに何度もルアーを通すがチャンスは2度と巡ってこなかった。タイムリミットが迫ってきたのでバイトの感触に未練を残しながら移動を決意。朝一で入ったポイントに入るものの、反応を得ることが出来なかった。
3月から犀川に通い出して今回初のバイトを得ることができた。
そのことに嬉しさもあるが、厳しい現実を改めて実感することとなった。
また、今回から根掛かり対策としてミノーをシングルフック化していたのだが、バイトをとることもやっと(わたしの場合)という犀川の現実に対してあまりにもリスキーかと感じた。
真夏になると耐えがたい暑さで釣りどころではなくなるので6月までになんとか一匹釣り上げたい。
究極のヤマメ釣り
私が川釣りで参考にしている書籍を紹介します。
別冊フィッシング第31号「究極のヤマメ釣り」です。
著者の伊藤稔氏は岩手県出身、鮎釣りでは様々な大会で優勝しています。ヤマメ釣りにおいても細糸を用いたナチュラルドリフト、零釣法など理論に基づいた新釣法を模索、実践しています。
この本自体は昭和61年発行なのでかなり古いものになります。餌釣りにおける解説になりますが、わたしのようなルアーマンにとっても非常に重要な理論が展開されています。
渓流釣りの経験が少なくこれから上達したい、釣果をあげたいと思ったときに多くの場合ネットの記事や動画、あるいは書籍などを参考にすると思います。
多くの場合、そのような記事や動画によるポイント解説は底石のあるところ、流れのスジ、渦のあるところ、かけ上がりなど抽象的(釣り勘)に書かれていますが実際に川を前にして何人の釣り人がポイントを理解し得るであろうか?
という疑問から本書ではヤマメの明確なポイント判断法をレクチャーしていきます。
第1章では「就餌点の理論」としてその条件を構成する適水性とフトコロ、場の優位性について詳細に書かれています。
就餌点とは魚がエサを食べる場所、適水性とはヤマメが好む流速帯、フトコロとは適水性の中にある身を隠す場所、場の優位性とは流下するエサが集まりやすいなどであるが、これらの事項をかなり詳細に解説しています。
また、わたしの行っている犀川などの大河川に関しても就餌点の原理は同じとし、水量のある川の水流は複雑極まりない乱流が多いため食い波(サカナの付き場に通じる流脈)を読めなければ釣りにならぬこともあると記されています。
DVD「本流ミノーイング」における飯田重祐氏の発言にもありますが、川の規模が大きくなってもサカナはポイントにタイトに付いていることは変わりなく、流速や水深が増すとそこに正確にアプローチすることが難しくなってくる。と言うのも納得させられます。
光る水面の下で渓魚たちはどんな世界を展開しているのか、そんな未知の世界の入り口に立たせてくれる。「究極のヤマメ釣り」はわたしにとってはそんな書籍なのかもしれません。
雪代の鳥居川釣行
3月29日に北信漁協管轄の鳥居川に釣りに行きました。
鳥居川は戸隠山を水源とする一級河川で信濃町〜飯綱、豊野を流れ千曲川に合流します。
19日の全体解禁の時に初めて行き下流部でヤマメ、ニジマスが釣れたので今度は少し上流の方に行ってみようと思い、何日か前からグーグルマップで駐車&入渓場所を探していました。
朝一はC.W.ニコルさんのオフィス兼ジムがある場所から少し上流に入りました。
普段を知らないのでわかりませんが、雪代水が入っているのか水量が多く流れがかなり強いと感じました。
川に入りながら釣り上るのが結構厳しい感じがしましたが林道を通って上流に出るといい雰囲気になってきたので要所でルアーを投げますが反応がありません。
いかにもなポイントで期待が高まりますが出ません。スプーンで深場を探ったり、立ち位置を変え何度もキャストしますがチェイスなどはありません。
落ち込みから深くなっており出そうですが出ません。深場からの駆け上がりをティムコのラクス50Sで探るもダメ。林道を歩いていると急に熊が出そうで怖くなってきたので車に戻りさらに上流をチェックしに向かいます。
某山の登山口まで来ましたが思っていた感じと違かったのでチェックだけし、思い切って解禁日に釣れた下流域まで大移動しますが、ここでも反応が無くゲーム終了。
ルアーを引っ掛けた時に水の中に手を入れたのですが、おそらく水温は5度あるかないくらいでまだまだ低いので魚の活性が低く、岩の影などでじっとしているのだと思います。こんな時に絞り出す技術やエリアの知識が無いのでどうすることも出来ません。
渓流のベストシーズンと言われる5〜6月までにポイントをチェックしておきたいのでその点では最初のポイントはかなり有力だと思えたのが収穫でした。
今後はこの川の源流域の解明に力を入れ、長野のローカルな釣りの発展に寄与していきたいです。
誰かいい川あったら教えてください。。
ジャクソン メテオーラ70
ジャクソンのメテオーラ70です。
渓流トラウトサイズの45や52は人気でなかなか売っていません。
もともと販売価格が安めなのが魅力でもあるのですが、フリマサイトでは定価以上で取引きされています。
サカナも釣れるが人も釣れるという万能なルアーと言うことになります。
こちらの本流サイズは比較的手に入れやすいと思います。
ただ私の地域の釣具屋などでは売っておらず、ネットで在庫のあるカラーから選ぶ感じになります。
本当はカジカガエルというカラーが欲しかったのですがプレ値になっていたので断念しました。
メテオーラは"東北の巨匠"こと故 村岡博之氏のハンドメイドルアーブランド「オライノ」のコラボレーションで流星80型を引き継いだフラットサイドシンキングミノーとなります。
渓流サイズはネットのインプレなどでもとにかく釣れると評判ですが、ヘビーシンキングミノーの到達点にたどり着いたと自負するメテオーラは果たして本流ではどのような性能を発揮するのでしょうか。
ただ最近思うのは犀川は根掛かりの回収が困難な場合が多く、ルアーロストがかなりのストレスになっているのでスプーンを中心に釣りを展開していこうと思っています。